Version 2は、2021年4月12日よりご提供中の現行モデルです。(Version1はこちら

選べる2つのタイプ

Qube

Qube Lite

QubeQube Lite
価格(税込)月額プラン:¥5,500 / 月
年額プラン:¥60,500 / 年
月額プラン:¥2,750 / 月
年額プラン:¥30,250 / 年
ボディファン内蔵アルミ冷却ケース
13.6 x 10.2 x 4.2 cm
ファンレスアルミ冷却ケース
9.53 x 7.15 x 2.75 cm
コンピュータRaspberry Pi 4Raspberry Pi 4
メモリ8GB4GB
保存領域120GB SATA SSD32GB CLASS10 microSDHC
ファイル転送速度750MB/秒(6Gbps)10MB/秒(80Mbps)
ACアダプタ高規格5V 3A標準5V 3A
キーボード・マウス付属オプション
HDMI端子フルサイズHDMIポートmicroHDMIポート

ハードウェアの特徴

お使いのテレビやモニターに簡単接続

  • お使いのテレビやモニターにHDMI端子があれば、簡単に接続できます。
  • スピーカーのないモニターの場合、3.5mmジャックからスピーカー等に接続できます。
  • 2K(1920x1080)など、最大4K(3840x2160)までの解像度に対応。

Raspberry Pi 4B / 8GBを採用

メモリ8GB搭載の最新型Raspberry Pi 4Bをベースにしたコンピュータです。

OSは公式サポートされているRaspberry Pi OSを採用。

ファン内蔵&取り回しのよいアルミ製ケース採用

金属製のしっかりとしたケースを採用しています。CPUの熱を逃がすヒートシンクの役割も果たしています。30mm冷却ファンを内蔵しています。

すべての外部端子や電源ボタンが背面に並ぶほか、HDMI端子もフルサイズなので一般的なHDMIケーブルでテレビやモニターに接続可能です。

幅10.5cm x 奥行9.5cm x 高さ4cmのコンパクトボディ。

拡張ポート

ケース上部の蓋を外すと、Raspberry PiのGPIOポートにアクセスできます。

GPIOポートとは

Raspberry Piには40本のピンからなるGPIOと呼ばれるコネクタが搭載され、他のデバイスと簡単に通信や電力供給ができるようになっています。

GPIOはプログラムから制御が可能で、外部装置の制御信号の出力や、ボタンやスイッチ類の入力の利用、シリアル通信などが可能です。

Raspberry Piで組んだプログラムで電子回路を操作できるなど、様々な用途での利用や学習に役立ちます。

SSD内蔵(Qubeのみ)

従来のRaspberry Piは内蔵SDカードスロットにSDカードを装着し、SDカードをストレージとして使用しますが、本機は120GBのm.2 SATA3 SSDを内蔵しています。(USB 3.0接続)

  • SDカードの転送速度:約10MB/秒〜約100MB/秒
  • SSDの転送速度:約300MB/秒

内蔵SSDの仕様:SATA3 m.2 SSD

キーボード・マウス

Raspberry Pi公式キーボードとマウスが付属しています。(Qube Liteには付属していません)

Qube/Qube Liteともに、ご要望に応じて、ワイヤレスのキーボード・マウスや、テンキー付きのキーボードをご用意いたします。(機材の代金は別途頂戴いたします)

インストール済ソフトウェア

Webブラウザ(Chromium Media Edition)

Chromiumはオープンソースのウェブブラウザで、Google Chromeに近い存在です。Chromeと同様にGoogleアカウントに連携する機能があるほか、Media EditionはDRMコンテンツの再生が可能なため、Amazon Prime VideoやNetflixといった有料動画サイトの視聴も可能です。(有料動画サイトの視聴は、他のコンピュータで再生するときと同じく契約が必要です)

Chromium(Wikipedia)
The Chromium Projects

Eメール(Sylpheed)

Sylpheedはシンプル、軽量、高機能なオープンソースのメールソフトです。強力なフィルタリング・検索機能を備え、迷惑メール対策機能やセキュリティ機能(GnuPG、SSL/TLS)を備えています。

Sylpheed

オフィススイート(LibreOffice)

LibreOfficeは、オープンソースでMicrosoft Officeとの高い互換性をもつ高性能なオフィススイートです。Microsoft Office形式のファイルを扱えるほか、ISO標準のファイル形式であるオープンドキュメント形式(ODF: Open Document Format)にも対応しています。日本語はもちろん、119種類の言語に対応しています。

LibreOffice公式サイト

Writer(ワープロ)
Calc(スプレッドシート)
Impress(プレゼンテーション)
Draw(ベクタードロー)
Base(データベース)
Math(数式エディタ)・Charts(グラフ)

画像編集・処理ソフト(GIMP)

Created with GIMP

高機能な画像編集・処理ソフト、GIMPは、オープンソースソフトウェアです。

高価な優勝グラフィックソフトに引けをとらない多機能性が魅力となっています。レイヤー機能はもちろん、さまざまなブラシやエフェクトを搭載しています。

ファイルバックアップ・バージョン管理・共有(NextCloud)

Qubeに保存した文書・メール・写真などはすべて安全なクラウドストレージにバックアップされています。また、バックアップされるファイルはすべて世代管理(バージョン管理)されているため、古いバージョンのファイルを取り出すことができます。

リモートサポート(RealVNC Connect)

インターネット越しにお使いのQubeの操作を一時的に代行することができる、リモートサポート機能を備えています。

プログラミング

Raspberry Piは教育用として利用されることを想定して開発された経緯があり、実践のプログラミング環境としてだけでなく、プログラミング学習用途としても多くの機能を備えています。

Python

Raspberry Piを使ってPythonやMicroPythonの開発ができます。また、Minecraft Pi Editionを使って、マインクラフト+Pythonで楽しくプログラミングを学ぶことができます。

Scratch

MITによる学習向けプログラミング環境、Scratchがインストールされており、初心者向けのプログラミング学習に適しています。

Node-RED

Node-REDは、デバイス、API、オンラインサービスをIoTの一部として相互接続するための、フローベースのビジュアルプログラミングツールです。Raspberry PiのGPIOやカメラポートなどを簡単に操作できます。

LAMP環境

Raspberry Pi OSはLinux(Debian)ベース。一般的なWebアプリケーション開発や実行が可能です。LAMP(Linux + Apache + MySQL + PHP)の開発や実行環境構築も可能です。

統合開発環境(IDE)とエディタ

vi(vim)やEmacsといったLinux定番のエディタはもちろん、Python IDEやVisualStudio Codeなども利用可能です。Arduino IDEも対応しています。

外部デバイスの制御

センサー、ボタン、モーター、サーボなどを制御するためのプログラミングが容易にできます。Raspberry Piでロボット等を制御するプログラミングも可能です。